顎関節症でお悩みの方へ
※以下の方はまずは歯医者さんでの治療をおすすめします。- 両方もしくは片方の奥歯が欠損している方
顎関節症とは
顎関節症は口の開閉時にあごや歯などに痛みが出たり、口が開きづらい(開口障害)などの症状の総称です。
- 口が開きづらい(開口障害)
- 食べる時や口を開ける時にあごが痛む
- 虫歯は無いのに、顎や歯に痛みを感じる
開口障害は、人差し指から薬指までの3本の指を縦にして、口がそれより大きく開くかどうかが判断基準です。つまり指3本を縦にして、口の中に入らなければ開口障害が疑われるということです。
顎の関節は通常、大きく開口すると、下顎(下顎の頭)が下顎窩(上顎の下顎頭が収まっている箇所)から前に外れるようになっているのですが、 顎関節症は決して顎の関節が亜脱臼をしてるとか、ずれてるということではありません。
顎の痛みは片方に出る方も多く、顎は片側から下顎を通じてもう片側に繋がっているため、片方だけがずれるということは考えにくいからです。
顎関節症に起こっていること
顎関節症の痛みや開口障害は、そしゃく筋群(咬筋や側頭筋などの噛む筋肉)の緊張や関節円板(あごを安定させる関節組織)の微小な損傷によって、起こっていると考えられます。- そしゃく筋群(咬筋や側頭筋などの噛む筋肉)の緊張
- 関節円板(顎を安定させる関節組織)の微小な損傷(関節円板の内障)
歯ぎしりは、起きているときには出せないような力で、睡眠中無意識に行われます。その結果、そしゃく筋群の緊張や、またその緊張によって関節円板の微小な損傷が起き、痛みや開口障害を引き起こす可能性があります。
歯ぎしりの原因として挙げられるのがストレスですが、なぜ顎関節症に女性が多いのか、なぜ20代~30代に多いのかはわかっていません。
開口・閉口時に下顎が左右にぶれる人、開口・閉口時にカクカクと音がなる人、細面の人がなりやすいようですが、いづれも先天性のものが多く、顎関節に負担がかかりやすいとうことが考えられます。
顎関節症になりやすい人
顎関節症の方の共通点として、普段から首や肩の筋肉が緊張している方が多いという傾向があります。現代はスマホの普及もあり、頭を前に倒した猫背が習慣にになりやすいこともあるでしょう。前に倒れた頭を支えるために首肩周りの筋肉は緊張が続きます。
首や肩の筋肉に緊張が続くと、自律神経の交感神経が優位(緊張状態)になり、歯ぎしりをしやすい状況になります。睡眠中の歯ぎしりによって、そしゃく筋群が緊張。そして顎の痛みや開口障害を起こすと考えられます。
首や肩の筋肉が緊張している ↓ 自律神経のアンバランス(交感神経が優位になる) ↓ 歯ぎしりをする ↓ そしゃく筋群の緊張・関節円板の内障 ↓ 顎の痛み・口が開きづらくなる(顎関節症) ↓ 痛みから交感神経の優位が続き、痛みの悪循環へ |
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逗子整体院の顎関節症の施術
そしゃく筋群(咬筋や側頭筋などの噛む筋肉)と首肩周りを中心にトリガーポイント療法で筋肉をしっかりと緩めて、顎関節症予防のアドバイスを行います。
筋肉は凝りが酷くなると、「関連痛」といって別の離れた箇所に痛みを飛ばす性質があります。痛みを飛ばす筋肉の凝りを、トリガーポイント(痛みの引き金点)といいます。逗子整体院では、トリガーポイントの施術をメインに、顎関節症の直接的な原因である、そしゃく筋群と関連の深い首や肩の深部の筋肉まで押圧し、血流を促して緊張を緩めます。
また顎関節症を予防するためのアドバイスや、首肩の負担を軽くするための効果的なエクササイズやストレッチをお教え致します。






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