吉田が整体師を志した経緯

逗子整体院 院長の吉田です。

ここでは私が「整体師」という仕事を始めたきっかけをお話します。

以前私はデスクワークをしていた頃、かなり酷い腰痛に悩まされてました。病院へ行ってリハビリルームで電気治療を行ったり、シップ薬をもらった事もありましたが、腰痛はほとんど良くなりませんでした。

まだ腰痛がひどく無かった頃、走ることが好きで、マラソン大会に出場した事もあったのですが、もうそれも出来なくなり、スポーツ全般をあきらめざるを得ない状況でした。仕事へ行く時は、思い荷物を持つことが出来ないので、毎日カートを使って出勤していました。

好きなランニングをあきらめ、おもいっきり身体を動かすことも出来ず、電車に乗る時はカートが迷惑になるので、毎日恐縮しながら、人の少ない車両を探して乗車するという、不自由な日々を送ってました。

「もうこの痛みは一生治らない、この先の人生、腰痛とはうまく付き合っていくしかない」と本気で思っていました。

そんな生活をしていた時に転機が訪れたのです。

幸か不幸か、いわゆる　”ぎっくり腰”　になってしまったのです。

初めてのことだったのでよく覚えてますが、朝目を覚ました時、からだが動かなくなってしまいました。動かそうとすると激痛が走り、力が入らないのです。起き上がることは出来ないし、寝返り一つ打てない。

踏ん張って体勢を変えようとしても変えられない最悪の事態。数時間後になんとか這いつくばってトイレにたどり着き、用を済ませる事は出来ましたが、この時の辛い経験は決して忘れません。

数日後叔母の紹介で整体院に行き、カイロプラクティック施術を受けました。今まで良くならなかった腰痛が少しづつ改善していってる事に衝撃を受けました。その整体院にしばらく通院し、徐々に腰痛が軽くなっていくのはまさに感動的でした。整体院では、今まで私が得た腰痛に関する知識を覆すようなことをたくさん教えて頂き、目からうろこが落ちるとはこういうことなんだと思いました。

後日、あきらめていたランニングもついに出来るようになった時は、嬉しくて涙が出たのを覚えております。

この時に私は「腰痛は良くなるものなんだ」と改めて実感することができたのです。

私はこの経験から、同じ悩みを抱えて苦しむ人に、腰痛は良くなるという事を知って欲しいと思いました。腰痛が良くなれば、今まで感じたことのない喜びがあったり、なにより人生が楽しくなるんです。ポジティブに物を考えらるようにもなりました。

やがて　”腰痛に苦しむ人々を、その痛みから解放させてあげたい”　という思が強くなり、カイロプラクターになろうと決意しました。そして叔母の通っていた整体院と同じグループである、「大川カイロプラクティック専門学院」の門を叩いたのです。