2024-05-14
朝からダラダラ続く頭痛。仕事に集中できない、家事が進まない、趣味に集中できない・・・。
本当に頭痛はつらいですよね。
まずは自分の頭痛が、安全なものか、危険なものかを理解することが大切です。
危険な頭痛のポイントを抑えることで、病院にかかるべき頭痛が分かります。
今回は、整体に行く前にまずはチェックすべき危険な頭痛のポイントをお伝えします。
1次性頭痛と2次性頭痛
全頭痛の約90%を占めるといわれているのが「1次性頭痛（慢性頭痛）」で、命に関わることのない比較的安全な頭痛です。
何らかの原因はあるものの、病気が原因ではない頭痛です。
1次性頭痛には緊張型頭痛、片頭痛、群発性頭痛などがあります。
その1次性頭痛を除いた10％は、病気の症状として起きる「2次性頭痛」です。
原因によっては命に関わることがあるので、医療機関の受診が必要です。
中耳炎、副鼻腔炎や花粉症などの鼻の症状として起こる軽いものから、脳の疾患（梗塞、出血）や髄膜炎などの危険なものまであります。
こんな場合は一度医療機関へ
- いつもの頭痛と違う
- 日ごとに段々と強くなる
- 頭痛の前に手足のマヒ、しびれ、ろれつが回らないなどを感じた
- 何かきっかけがある（例えば頭をぶつけた等）
- 頭痛の他に鼻や目に違和感を感じる
- 吐き気や首のけいれんがある
- 急に激しい頭痛に襲われた
特に「いつもと違う」「急に激しい痛みがした」場合はすぐに病院にかかりましょう。
次回Vol.2では、全頭痛の90%を占めるといわれる「1次性頭痛」についてまとめます。
