頭痛には、何らかの原因はあるものの病気が原因ではない1次性頭痛と、病気が原因で起こる2次性頭痛があります。
2次性頭痛の中には脳の疾患など、場合によっては命に関わるものがあります。
そういった警戒するべき危険な頭痛のポイントを「頭痛Vol.1」にまとめましたので、興味のある方はそちらもご覧ください。
1次性頭痛は病気が原因ではないのに繰り返し起こることが多いため、慢性(まんせい)頭痛と呼ばれています。
慢性頭痛には」代表的なものが3つあります。
慢性頭痛の代表的な3種類
- 緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)
- 片頭痛(へんずつう)
- 群発頭痛(ぐんぱつずつう)
慢性頭痛患者は全国に約3000万人(15歳以上)いるといわれています。
- 緊張型頭痛は約2000万人
- 片頭痛は約840万人
- 群発頭痛は約12万人
一番多いのが緊張型頭痛。筋肉の緊張が原因で起こり「ズーン」と頭が重たくなるように痛みます。
片頭痛は脈を打つように「ズキズキ」とこめかみ辺りが痛むのが特徴。
群発頭痛も頭の片側に脈打つような痛みがしますが、片頭痛とは痛みの強さが違います。「転げまわるほど激しい痛み」が特徴の頭痛です。
3種類の慢性頭痛の男女比
緊張型頭痛 片頭痛 | 男性<女性 (男性より3~4倍多い) |
群発頭痛 | 男性>女性 (女性より5倍多い) |
緊張型頭痛と片頭痛は女性が男性に比べ、3~4倍多いです。
群発頭痛は男性の方が女性より5倍多いですが、割合的には男女合わせても頭痛持ちの方300人中1~2人と格段に少ないです。
このブログでは悩まれている方が多い「緊張型頭痛」と「片頭痛」について書いていく予定です。
次回は筋肉の緊張が原因の「緊張型頭痛」についてまとめます。