緊張型頭痛は筋肉の緊張によって起こりますが、頭痛だからといって原因になるのは頭の筋肉だけではありません。
原因として多いのが、首肩の筋肉です。
筋肉の緊張が進行すると、離れた箇所に痛みを飛ばす「トリガーポイント」と呼ばれるしこり(硬結)が発生します。
今回首肩の筋肉のトリガーポイントが、頭のどこに痛みを飛ばすのかについて解説します。
僧帽筋(上部)のトリガーポイント

鎖骨の上にある×印がトリガーポイントができやすい箇所です。
肩こりで辛く感じるポイントでもあります。
そして赤い部分が痛みを飛ばす範囲です。×印のトリガーポイントから関連痛を飛ばします。
この箇所に痛みを感じる方は、僧帽筋にトリガーポイントができている可能性があります。
こめかみ、側頭部、後頭部~首、顎の外側に痛みを飛ばします。
板状筋のトリガーポイント

猫背で前に倒れる頭を支える為に大きな負担がかかるのが後傾筋群。
その中で最も負担がかかるのが板状筋です。
頭板状筋は頭頂部、頚板状筋は目~こめかみ~後頭部の頭痛の原因になります。
胸鎖乳突筋のトリガーポイント

首の動作、頭部を安定の他、呼吸の補助として息を吸う時に胸骨を持ち上げる働きもあります。
そんな胸鎖乳突筋は全体的にトリガーポイントが発生しやすいです。
顔面、頭頂部、耳、後頭部などに痛みを飛ばします。
まとめ
- 頭に痛みを飛ばす範囲
僧帽筋(上部) | こめかみ~側頭部~後頭部、顎の外側 |
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板状筋 | 頭頂部、目~こめかみ~後頭部 |
胸鎖乳突筋 | 顔面、頭頂部、耳、後頭部 |
どこに頭痛が出るかで、どの筋肉に大きな負担がかかっているのかがわかりますよね。
人によっては、複数の筋肉のトリガーポイントによって、頭痛が出ている可能性もあります。
ぜひ緊張型頭痛改善の参考にしていただけたらと思います。
関連痛を飛ばすトリガーポイントの解消には、血行を良くして、硬くなった筋肉を軟らかくすることが大切です。
次回は紹介した3つの筋肉のストレッチを紹介したいと思います。
※画像は「エンタプライズ社 トリガーポイント疼痛パターン」より引用させていただきました。